さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360°どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

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星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2016年4月の夜空

東の空

東の空
この星空が見える時間
4月初旬21時頃
4月中旬20時頃
4月下旬19時頃

春になると日暮れとともに、北東の高い空に北斗七星が姿を現します。柄杓(ひしゃく)に見立てられたこの星座は、アイルランドや中国では馬車の車に、英国では農具の鋤(すき)、日本では船の舵に見立てられることもありました。北斗七星をたよりにすると、夜空で唯一動かない星・北極星を見つけることができることは、昔から世界中で知られており、また北極星を中心に回るように、東から北の高い空、西へと移動する北斗七星は、夜空の大時計の針のようでもあり、季節を示すとても重要な存在でした。北斗七星の柄のカーブを延長していくと、明るい橙色の麦星、青白い真珠星を通り、帆掛け船の帆の形をしたほかけ星までつながります。この夜空の大きな曲線は、春の大曲線とよばれています。少し暗いほかけ星は街中では見えないことも多いですが、海上の暗い夜空なら、大曲線の端から端まで見渡すことができるでしょう。

南の空

南の空
この星空が見える時間
4月初旬21時頃
4月中旬20時頃
4月下旬19時頃

今年4月の夜空で、最も明るい星は木星です。きっと、日暮れとともに南東の空で一番星として見つけられるでしょう。深夜には南の高い空で輝き、夜が明ける前に西に沈んでいきます。夜中でも見える明るい木星は、明けの明星・宵の明星とよばれる金星に対して、夜中の明星とよばれることもあります。木星は年ごとに見える位置が変わりますが、今年はちょうど、獅子が寝そべったような形をしているしし座の足下に見えます。獅子のいない日本では、糸車に見立てられ、いとかけ星とよばれていた星座です。ちょうど車の部分、獅子の顔にあたる「?」を反転させたように見える部分は、草刈り鎌の形に見えることから、獅子の大鎌というよび名もあります。

西の空

西の空
この星空が見える時間
4月初旬21時頃
4月中旬20時頃
4月下旬19時頃

西の空には、冬のあいだ夜空をにぎわしていた星々を、もう少し見ることができます。鼓の形をしたつづみ星の1等星、源氏星(リゲル)と平家星(ベテルギウス)は、その色の違いから源平の旗色になぞらえてつけられた名前です。しかし、白い色をした源氏星も、低い空で輝くとき、夕日や朝日のように元の色より赤っぽく見えます。暗い星は低い空では単に見えなくなるだけですが、明るい星は、その色の変化も見ることができるのです。源氏星より高いところで輝く大星(シリウス)や白星(プロキオン)といった白い星は、早い時間帯には元の色がよくわかり、徐々に沈みながら、数時間のうちにその変化を見せてくれるでしょう。水平線まで空を見渡せる海上だからこそ楽しめる変化です。ぜひ、観察してみて下さい。ここで紹介している星の名前や星座は、昔、人々が星の色やその並びの印象からつけた名前です。でも、時代や人の違いによってその印象はかわります。実際の夜空には線も名前も描いていませんので、皆さんも自由に夜空の星に名前や線を引いて楽しんでみるのはいかがでしょう? 夜空の中で明るい星が最も多く集まるこの領域ならば、きっと色んな形や名前が生まれると思います。船旅の夜に、ぜひ、自分なりの星空をお楽しみ下さい。

夕暮れの空に水星を探そう!

太陽のまわりを回る惑星のうち、地球より内側を回る水星と金星は、地球から見たとき、太陽からあまり離れることがなく、日没後すぐの西の低い空か、夜明け前の東の低い空にしか見ることができません。特に太陽に最も近い水星は、地平線から10°程度の高さにしかならず、陸地では山や街並みに隠されて見るのが難しい星です。水平線まで空を見渡せる船上は、水星観察に最もよいスポットのひとつです。4月中旬に乗船される方は、チャンスです。めったに見られないこの水星探しに、ぜひチャレンジしてみてください。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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