さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360°どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

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星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2016年7月の夜空

南東の空

南東の空
この星空が見える時間
7月初旬22時頃
7月中旬21時頃
7月下旬20時頃

7月というと七夕の星が思い出されますが、今の7月は旧暦ではまだ水無月、七夕はもうひと月先になります。おりひめ星やひこ星が東の空のよく見える高さに昇ってくるのは、今月は21時を過ぎる頃からとなります。機織りをする織女(しょくじょ)は、日本では棚機女(たなばたつめ)ともいわれ、おりひめ星をたなばたとよび、おりひめ星の後に続いて昇ってくる明るい星を、あとたなばたとよぶ地域もありました。あとたなばたを含めてできる大きな十字形は、近世になって、南十字に対して北十字とよばれることも多いですが、古代から世界の多くの地域で鳥が大きく羽ばたく姿に見立てられ、ギリシャ神話では大神ゼウスの化身の白鳥とされ、はくちょう座として知られています。この北十字星は天の川とちょうど重なっており、天の川は南斗六星や魚つり星に向かって濃く流れていきます。中国では、南斗六星は北の空に見える北斗七星と対とされ、南斗は生を、北斗は死を司ると考えられていました。斗という字は柄杓(ひしゃく)を意味しており、西洋にも北斗七星をBig Dipper(大さじ)、南斗六星をMilk Dipper(ミルクさじ)という呼び名があります。洋の東西でどちらも同じように、ものをすくう道具に見立てていたのは、面白いところです。魚つり星は、日本では釣り針に見立てられて付けられた名前ですが、これが西洋のさそり座になります。そして、惑星の土星や火星は星座の中で徐々に位置を変えていきますが、今年は1等星・赤星(アンタレス)の近くで輝いていて、この領域がいつも以上に賑やかな星空になっています。

西の空

西の空
この星空が見える時間
7月初旬22時頃
7月中旬21時頃
7月下旬20時頃

長らく1番星として日没直後から明るく輝いていた木星が、西の低い空まで落ちて、見納めの時期になってきました。一方、秋小麦の収穫期には宵の口に頭上で輝いていた麦星も、7月後半になると少し西に傾いてきます。麦星のオレンジ色の輝きは、周りに明るい星が少ないためか、目立ってよく視界に飛び込んできます。そこから視野を広げていくと、北斗七星や真珠星へとつながる大きなカーブ「春の大曲線」が見えてきます。真珠星は、麦星とまた違う、青白い星ですが、高度が低くなっているので少し赤みがかって見えるかもしれません。

北の空

北の空
この星空が見える時間
7月初旬22時頃
7月中旬21時頃
7月下旬20時頃

北斗七星に注目すると、端から2番目の星は、一見ひとつの星に見えますが、目の良い人にはふたつの星が並んでいるのがわかる、二重星です。北斗七星を見つけたら、見分けられるかどうか、ぜひよく見てみましょう。また、北斗七星をたよりにすると、夜空でひとつだけほとんど真北から動かない、北極星を見つけることができます。昔の船乗りにとっては、夜の航海には欠かせない指針の星でした。夜半を過ぎると北斗七星は低くなって見えにくくなりますが、その頃には、船の碇のような形に星が並んだいかり星の高度が高くなり、今度はこちらを頼りに北極星を見つけることができます。

日本の七夕 伝承のいろいろ

日本の七夕は、中国から伝来した乞巧奠(きっこうでん)という、織女星(おりひめ星)に機織りの上達やその他の芸事の上達を願う星祭りと、棚機女(たなばたつめ)という巫女が禊ぎをして神の降臨を待つという、日本独特の民間信仰が結び付いたといわれています。日本でも貴族は作物や和歌を供えて星を眺めたそうで、現在でもそのスタイルは京都の冷泉家に伝わっています。しかし多くの地方では、五節句や盂蘭盆と結び付いた、星とは関係のない行事でした。東北のねぷたの他、七夕人形を流す風習など様々あります。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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