さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360°どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

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星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2016年9月の夜空

南の空

南の空
この星空が見える時間
9月初旬21時頃
9月中旬20時頃
9月下旬19時頃

天の川というと真夏がイメージされやすいかもしれませんが、日暮れが早く、また天の川が早くに頭上に昇って見やすくなるので、実は9月に入ってからの方が、天の川の季節といってもいいかもしれません。日没とともに頭上で輝きはじめる明るい星は、おりひめ星(たなばた)、ひこ星、あとたなばたの3つの星で、夜空に大きな三角形をつくります。そして、あとたなばたを頭に掲げた十文字は、ちょうど天の川に添っていて、天の川の流れを教えてくれます。それを辿っていくと、南の低い空に明るい星がまた3つ。火星と土星、そして赤星です。天の川はこのあたりが一番濃くなっています。月明かりの影響を受けない月初めと月末なら、きっと天の川が見えるでしょう。ぜひ、夜空を見上げて探してみてください。船の灯りが目に入らないようにするのが観察のコツです。今年は南の空で目立つ3つの星ですが、火星と土星は地球と同じく太陽の周りを回る惑星なので、いつも赤星の近くで輝くわけではありません。3つの星がこんな風に近くで輝いているのは、今年だけの風景なのです。特に火星の夜空での動きはこれから速くなり、月初めと月末ではずいぶんと星空の印象も変わります。これからはしばらく、星座の中をどんどん移動していく火星の姿に注目してみるとおもしろいでしょう。

北東の空

北東の空
この星空が見える時間
9月初旬21時頃
9月中旬20時頃
9月下旬19時頃

北東の空の少し低いところには、W形の星の並びがあります。船の碇(いかり)に見立てられて、日本ではいかり星とよばれていた星座です。夜中になると空高くに昇り、ふたコブの山に見えることから、やまがた星ともよばれていました。頭上で輝く北十字星からは、このいかり星へ向けても天の川が流れています。南に流れる天の川より薄いのでわかりにくいですが、月明かりのない晴れた夜なら見えるかもしれません。いかり星からは、一晩中、そして一年中ほとんど動かず真北に位置する、北極星を見つけ出すことができます。北極星は、昔から夜の航海で方角を知るために欠かせない星で、北西の低い空にある北斗七星からも見つけることができます。ただし、北斗七星は春から夏にかけて見やすく、これからしばらくは見えにくいシーズンとなるので、北斗七星から北極星を探してみたい方は、日没後、早い時間に夜空で探してみましょう。一方、東の空には、秋の夜空の目印となるますがた星が見え始めています。日本では各地で、四角形の星の並びにますがた(枡形)星と名付けていたようで、いくつかのますがた星が伝わっています。ただ、秋の四辺形ともよばれるこのますがた星は、とても大きく、その代表格といえるでしょう。明るい星が少ない秋の夜空では、2等星の控えめな輝きでありながら、大きく存在しています。ますがた星は夜が更けるにつれて高くなり、夜中になると頭上で輝きます。

中秋の名月 十五夜を楽しむ

現代の私たちにとってお月見といえば9月ですが、もともとは中秋、つまり旧暦8月15日に作物の収穫を感謝し、月を愛でるのがお月見の習わしでした。今年は9月15日がその日にあたります。十五夜=満月と思いがちですが、実は満月は十五夜の1,2日後になることが多く、今年は17日が満月です。十五夜の月は、日が暮れたときには東の空に昇っていて、月が輝きはじめると、海面に美しい光の道が見えるでしょう。満月の日は、日没後、水平線から昇ってくる真っ赤な姿が、きっと見事でしょう。ぜひお楽しみください。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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