さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360°どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

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星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2016年10月の夜空

南西の空

南西の空
この星空が見える時間
10月初旬21時頃
10月中旬20時頃
10月下旬19時頃

10月になると夜空も秋の気配がでてきて、それまで日暮れとともに頭上で輝いていた七夕の星々が、少し西に傾いてきます。それでも、明るく輝くおりひめ星(たなばた)・あとたなばた・ひこ星を結んでできる夏の大三角は、まだよく見えていて存在感があります。あとたなばたを頭に掲げた十文字星(はくちょう座)は、10月以降年末まで、水平線を下に立ち上がって見え、「十字」の印象が強くなります。十字の星といえば南十字星が有名ですが、北半球でよく見えるこの十文字星は北十字星ともよばれ、実は南十字星よりも夜空で大きく輝いています。この十字の縦方向は、そのまま天の川と重なっていて、天の川の流れは火星の輝く水平線まで続いています。星座をつくる星々は、互いの位置関係を変えず、星座の形はそのままに夜空を動いていきます。一方、火星のような太陽の周りを回る惑星は、夜空の中で、星座の間をぬうように移動していきます。火星は8月まで魚釣り星(さそり座)付近に見えていましたが、9月に入って東側に移動し、10月は南斗六星(いて座)を横切っていきます。南斗六星は少し暗い星でできた星座ですが、北斗七星と同じく柄杓(ひしゃく・斗)の形をしているのが特徴で、このあたりは天の川の一番濃いところになります。11月になると南斗六星は早くに沈んで見えなくなってしまいますので、天の川のメインストリームは今月が見納めとなります。月明かりのない夜は、明るい十文字星と火星をたよりに、ぜひ、天の川をお楽しみください。

南東の空

南東の空
この星空が見える時間
10月初旬20時頃
10月中旬19時頃
10月下旬18時頃

日没とともに東の夜空には、大きな四角形を見つけることができます。日本では、計りの枡(ます)に似ていることから、ますがた星とよばれていましたが、西洋ではその四角形から首と前足が延びて、空を駆ける天馬・ペガススが想像されていました。このあたりの星々は、明け方までほぼ一晩中見られる秋の星です。明るい星が少なく、少しさみしい空になっていますが、そんな空でこの四角形は目に付きやすく、秋の夜空の目印として、秋の四辺形とよばれることもあります。ますがた星から南側の水平線の方へ、低い空に目を移すと、ひとつだけ明るい星が輝いています。日本ではその印象のまま、みなみのひとつ星とよばれていました。ポツンとこの星が輝く空のようすには、ちょっと寂しい秋の風情が感じられます。

北の空

北の空
この星空が見える時間
10月初旬20時頃
10月中旬19時頃
10月下旬18時頃

一方、北側の空には、「M」を縦にしたような形の星座が見つかります。一般にはカシオペヤ座として知られていますが、日本では、Mの形がふたつの山が連なる姿に見立てられて、やまがた星とよばれたり、「W」にも見えるので、船の碇に見立てられて、いかり星とよばれることもありました。アラビアではMの形をラクダが座った姿に見たり、Wの形を手のひらに見立てたりしていたようです。こんな風に、太古の昔から世界中で人々は、星の並びを何かに見立てて親しんできました。皆さんも、今夜は自分なりの見立てで楽しんでみませんか?

明けの空に水星を見てみよう!

太陽の周りを回る惑星のうち、水星・金星・火星・木星・土星の5つは肉眼で見ることができます。ただ、太陽の最も近くを回る水星は、いつも太陽の近くに見えるので、夕方、太陽を追いかけるようにすぐ沈んでしまったり、朝、太陽が昇る直前の夜明けの空にようやく昇ってきます。そのため、その姿を見るのはなかなか難しいですのですが、10月第1週は水星が最も太陽から離れる時期なので、観察のチャンスです。水平線まで空が広がる絶好の観察スポットの船上で、ぜひ、水星探しにチャレンジしてみましょう。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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