さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360°どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

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星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2017年12月の夜空

東の空

東の空
この星空が見える時間
12月初旬21時半頃
12月中旬20時半頃
12月下旬19時半頃

一年中で最も夜が長い12月は、最も星空を楽しめる時期ともいえます。夜空に1等星とよばれる明るい星は21個ありますが、12月の東の空にはその3分の1が集まって見えるので、とても賑やかです。7個の1等星は、赤い色が特徴的な平家星を取り囲むように、他の6個が大きな六角形をつくて夜空に輝いています。ダイヤの結晶のようなこの六角形は、冬のダイヤモンドとよばれています。また、赤い平家星と白くて明るい大星とふたつ星を結んでできる美しい正三角形は冬の大三角とよばれ、どちらも冬の夜空を華やかに飾っています。西洋ではギリシャ神話の狩人オリオンの姿に見立てられたオリオン座は、日本では太鼓の形に見立てられてつづみ星とよばれていました。赤い平家星と白い平家星の名は源平合戦の旗色から名付けられたといわれていますが、この明るく対照的なふたつの星を携えているつづみ星の形も、夜空でとても惹きつけられます。平家星は間もなく死をむかえようとしている星で、源氏星もやがて平家星のように赤色へ変化し、死へ向かいます。一方、鼓の中に見える小三ツ星の真ん中、オリオン星雲とよばれているところでは、今まさにたくさんの星が生まれています。生と死がともにある、それもこの星座の魅力かもしれません。そして冬のダイヤモンドの外側には、微かに輝く星の集まり、すばるが見えます。このはかない輝きを、清少納言は枕草子の中で絶賛していました。東の空のこれらの星々は、冬の間中楽しめます。皆さんもお気に入りの星を見つけて、おりおりに眺めてみませんか?

西の空

西の空
この星空が見える時間
12月初旬20時半頃
12月中旬19時半頃
12月下旬18時半頃

12月に入ると、秋の夜空の目印「秋の四辺形」は頭上から少し西へ傾きます。この四辺形は、明るい1等星は含まれていないにもかかわらず、いちど憶えてしまうと夜空を見上げたときに、すっと目に入ってきます。日本では西洋ほど多くの星座がつくられてきませんでしたが、それでもこの四辺形は計りの枡に見立てられ、ますがた星とよばれていました。昔の人々にとっても、気になる四辺形だったということでしょう。一方、西の低い空に目を移すと、七夕の星々がつくる夏の大三角が、早い時間に沈んでいこうとしています。いよいよ見納めとなるこの時期、三角形の中に広がる北十字星は、水平線の上に立ち上がる、まさに夜空の大きな十字架になります。12月のクリスマスのシーズンに、ふさわしい姿で人々の目に触れられる、不思議な偶然です。

北の空

北の空
この星空が見える時間
12月全般19時半頃

北の空では、アルファベットのMの形をしたカシオペヤ座が空高くに見えています。日本ではふたコブの山が並んでるさまに見て、やまがた星とよんでいました。やまがた星をたよりにすると、夜空でただひとつの、真北でほとんど動かない星・北極星を見つけることができます。北極星は世界中で昔から、夜の航海には欠かせなかった星です。北極星を夜空で見つけ出し、船が進んでいる方角を確認する。船旅の思い出に、みなさんもチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

明けの空に火星・水星・木星

12月は、一年で最も夜明けが遅く、明け方の星をゆっくり楽しめる時期です。今年は、春の1等星・麦星と真珠星に加え、木星と火星、そして下旬には低い空に水星を見ることができます。中でも太陽系最大の惑星・木星はとても明るく、日の出直前まで見ることができます。白んでくる空の中に徐々に消えていくその姿を眺め続けてみるのも一興です。火星は日に日に木星に近づいていき、14日と15日には、それぞれ火星と木星に新月直前の細い月がより添います。夜空での惑星たちのランデヴーにも目が離せません。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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