船内イベント 出演者紹介

MUZIC@NET/マリオネット

概要

日本におけるポルトガルギターのパイオニア・湯淺隆と、マンドリン界をリードする吉田剛士によるアコースティックユニット。
独自のオリジナル音楽の創作を中心に、ファドやポピュラー音楽まで幅広い音楽活動を行っています。

詳細

ポルトガルギター奏者 湯淺隆とマンドリン奏者 吉田剛士によるアコースティックデュオです。一枚目のCD「ぽるとがる幻想」がインストゥルメンタルとして異例のヒット以来、通算17枚のCDをリリース。独自の感性で創り出す唯一無二の個性的サウンドは、初めて聴くのに懐かしい(架空の国の民族音楽)とも称され、TV番組や舞台など様々な分野で数多く使われています。
2014~2017年 大分むぎ焼酎「二階堂」のTVCM音楽を担当。2015年ポルトガル大使館より日ポ両国の文化面での関係発展への貢献が認められ『ジョアナ・アブランシェス・ピント賞』を受賞。全国各地でのライブ活動の他、豪華客船「飛鳥Ⅱ」ワールドクルーズでの演奏実績も重ねています。2021年~劇団民藝「泰山木の木の下で」、2023年~「ほんとうのやさしさで(語り/日色ともゑ)」に出演。現在、大分銘菓「ざびえる」のTVCM「南蛮舞曲」が大分で放映中。2023年10月からふたたび大分むぎ焼酎「二階堂」のTVCM音楽を担当。

湯淺 隆

Takashi Yuasa(ポルトガルギター奏者)

14才でギターを始め、日本ギター音楽学校を経てクラシックギターを小野剛蔵氏に師事。ポルトガルギターを巨匠アントニオ・シャイーニョ氏、アマリア・ロドリゲスのバックギタリスト、カルロス・ゴンサルベス氏に師事。我が国におけるポルトガルギターのパイオニアとして、ファド(ポルトガルで生まれた民衆・大衆歌謡)だけにとどまらず、日本人ならではの独自の境地「南蛮ぎたるら」を展開中。マリオネットとして、オリジナル曲を中心に音楽活動を行なう傍ら、近年は作詞・作曲家として楽曲提供(グラシェラ・スサーナ『唐街雨情』他)も積極的に行っている。2010年よりマカオ観光局音楽大使。2013年「第6回石見銀山文化賞特別賞」受賞、同年日ポ交流470周年を記念して堺市の依頼により『南蛮Sacay』を作曲、ポルトガルにて470周年記念コンサート「The Way of Namban/南蛮ぎたるらの世界」を開催、2015年ポルトガル大使館より『ジョアナ・アブランシェス・ピント賞』を受賞、2017年大分日本ポルトガル協会設立40周年記念曲『南蛮BVNGO』を作曲するなど「南蛮文化」「ポルトガル」という文脈の中でも確かな評価を得ている。 ポルトガルギターは複弦6コース12弦の撥弦楽器。主にファドの伴奏に使われる。繊細にして絢爛な音色の表現力は大きな可能性を秘めている。

吉田 剛士

Goshi Yoshida(マンドリン奏者)

15才でマンドリンを始める。川口雅行氏に師事。ドイツ国立ヴッパータール音楽大学にてマーガ・ヴィルデン・ヒュスゲン女史に師事、同校演奏家資格試験を最高点で卒業。NHK洋楽オーディション合格。
MUZIC@NET/マリオネットとしての活動の中で新たなマンドリン音楽の確立に力を注ぐ一方、古典作品やマンドリン全般への造詣の深さを生かし、日本で唯一のマンドリン専門誌「奏でる!マンドリン」の監修、各マンドリンコンクールの審査員を務めるなどマンドリンの普及発展にも貢献している。マリオネット作品を専門に演奏する「マリオネット・マンドリンオーケストラ」ならびに、大分にて「南蛮BVNGOマンドリンオーケストラ」を主宰。
2019年より一般社団法人日本マンドリン連盟副会長。2022年7月、マンドリンの総合ガイドブック『まるごとマンドリンの本』(青弓社)を出版。
マンドリンはイタリアで生まれた小型の撥弦楽器。金属弦の可憐な音色は広く愛されている。日本では大人数での合奏がポピュラーで、その演奏人口は20万人とも言われ世界一を誇る。

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