さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

※当イベントは開催日限定イベントです。イベント日程はこちらでご確認ください。

2019年
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2020年
  • しぶんぎ座流星群
  • みずがめ座η流星群
  • ペルセウス座流星群
  • オリオン座流星群
  • ふたご座流星群

星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2019年2月の夜空

南東の空

南東の空
この星空が見える時間
2月初旬21時頃
2月中旬20時頃
2月下旬19時頃

冬の夜空には明るい1等星がたくさん輝いていて、それを線で結んでいくと、「冬の大三角」や「冬のダイヤモンド」とよばれる形が見えてきます。いわゆる星座とは違いますが、明るい1等星だけを結んでいるので、星のよく見えない街中でも見つかる、季節の夜空の目印といえます。街から離れた暗い夜空では、その形をたよりに、街ではよく分からない星座の形を見つけることができます。たとえばふたご座は、カストルとポルックスという名の双子が、肩を組んでいる姿に西洋で見立てられました。日本でお寺の鐘に見立てられたつりがね星は、西洋では牛の顔とされ、おうし座になっています。星座のほかにも、淡く微かに光るすばるは、100個ほどの星が集まっている星団で、目のよい人にはそのうち6個くらいの星が見えます。日本ではむつら星(六連星)ともよばれていました。鼓形をしたつづみ星の中には、くびれ部分の三ツ星のほかに、小三ツ星とよばれる星の並びもあります。小三ツ星はその名のとおり、暗い三つの星のように見えるのですが、真ん中の星はガスをまとっており、淡くふわっと輝いています。望遠鏡でここを見ると、淡いガスの中でいくつもの星が小さく輝いています。実はこのガスの中では、今まさに、次々と新しい星が生まれているのです。暗い夜空の元では、1等星たちの色の違いもよく見えます。日本には、金ぼし、銀ぼし、いろしろなど、その色から名前がついた星がいくつもあります。平家星と源氏星も、源平合戦の旗色にあてて、赤い方に平家星、白い方に源氏星と名付けられたものです。星空を見上げるときには、ぜひ星の色にも注目してみてください。今年は西の空にまだ、赤い惑星・火星も1等星並みに明るく輝いています。火星は21時過ぎくらいまでが見ごろなので、早いうちに見にいきましょう。さらに2月は、南の水平線すれすれの高さに、1日のうちほんの2,3時間しか見ることができない老人星も見えるかもしれません。紀元前から中国では見えたら吉とされた星ですが、数時間しか姿を見せないので、日本の瀬戸内地域では、おうちゃく星(横着)、ぶしょう星(無精星)といった名前で呼んでいたところもあるそうです。同じように星が見えても、地域によってとらえ方に違いがあることは、とてもおもしろいことです。

北の空

北の空
この星空が見える時間
2月初旬21時半頃
2月中旬20時半頃
2月下旬19時半頃

夜空の星は動かないようでいて、少し時間をおいて同じ空を見上げると、いつの間にか動いていることに気づきます。そんな星々の中でただひとつ、ほとんど動かない星が北極星です。北極に立てば頭上に輝くこの星は、地球の回転軸、地軸の延長線上で輝いているのです。日本では真北の空の、水平線から35°前後の高さで輝いています。細かく言えば北海道ならば40°を超える高さに、沖縄ならば30°を下回る高さに、つまりその場所の北緯度の高さで輝くのです。ただ、晩見ていても、季節が変わっても、真北の空で動かないというのはどこであっても同じなので、どの地域でも古くから北の目あての星とされていました。これは日本だけでなく、北半球の多くの国々においても同じで、北半球では特別な星なのです。旅先ごとに北極星の高さを体感することは、地球の丸さを体感することになります。ただ、北極星は目立つ星ではないのでいきなり見つけるのは難しく、北斗七星かやまがた星をたよりに探すのがコツです。 ところで、地軸の延長上にある夜空の点は、天の北極と言います。現在は、ほぼその点で北極星が輝いているのですが、実は、過去はそうではありませんでした。これは、地球の地軸が、回るコマの軸のようにゆっくりと回転しているからです。ここ千年ほどは北極星が天の北極に最も近い明るい星として重宝されていますが、西暦元年のころは、ほかの星から天の北極を見つけていたと思われます。そして2千年もすると、また別の星から人々は天の北極を見つけることになるでしょう。私たちは今たまたま、北極星というわかりやすい指針の星が見える時代に生きているのです。

明けの空に並ぶ明るい惑星たち

2月の明け方の空は、1月から見えていた明けの明星・金星、木星に加え、土星も見えるようになってさらに賑やかになります。太陽の近くを廻っている金星は、夜空での見かけの動きが大きく、1月は木星に接近しましたが、2月は土星に接近します。地球の周りを約29.5日で廻る月は、更に夜空での動きが大きく、1日は金星に、2日は土星に寄り添います。月の見かけの形が変わっていくことはよく知られていますが、1日で位置にして約12°東に動き、時間にして50分ほど遅く昇ってきます。月末28日には、木星のそばまで戻ってきます。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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