さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360°どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

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星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2018年3月の夜空

南西の空

南西の空
この星空が見える時間
3月初旬21時半頃
3月中旬20時半頃
3月下旬19時半頃

寒い日もまだありますが、立春を過ぎて春分を迎える3月になると、春を告げるしし座の姿が早くに東の空に現れ、冬の星々は少し西に傾いて、真冬とは星空の雰囲気も変わってきます。とはいえ明るい1等星が集まる冬の星座たちは、やはりまだ存在感十分で、今月も夜空を賑わしています。冬の大三角や冬のダイヤモンドを形づくる明るい1等星は、よく見ると色が違うことが分かります。太陽と同じく自ら光を放つ恒星は、その中心で核融合反応が起こることで熱と光が生まれ、輝いているのですが、表面の温度の違いが色の違いとして現れます。たとえば、キラキラと夜空で最も明るく輝いている大星(シリウス)は、表面温度が1万℃近い、とても熱い星です。一方、赤っぽく輝く平家星(ベテルギウス)やアルデバランは3~4千℃と低く、あまり熱くありません。そしてよく見ると青白い源氏星(リゲル)は、1万2千℃近くもある熱い星なのです。昔の日本人が付けた星の名前には、色を元にしているものが多くあります。平家星と源氏星は、源平合戦の平家と源氏の旗色が赤と白であったことから付けられたもので、ふたご座の金ぼし・銀ぼしも、オレンジ色のポルックスと白色のカストルにつけられた日本での名前です。明るい場所では分かりにくい色の違いですが、電灯のない時代の夜空ではきっと一目瞭然だったのでしょう。今でも、十分に暗い場所では肉眼でも色が分かります。街灯りから離れた海上の暗い空で、ぜひ確かめてみて下さい。

北東の空

北東の空
この星空が見える時間
3月初旬21時半頃
3月中旬20時半頃
3月下旬19時半頃

3月の東の空には、しし座の獅子が天に駈け昇っていく姿が見られます。現在は獅子とされているこの姿ですが、古代バビロニアでは当初、大きな犬と見られていました。牧羊犬として身近だった犬から、獅子に見立てを変えたそのこころは、どんなものだったのでしょうか。日本では、獅子の頭を糸車に見立てて、いとかけ星という名前が伝わっています。
北の空では、やまがた星(カシオペヤ座)と北斗七星が同時に見えやすい季節となりました。このふたつの星座に挟まれ、真北の空でただひとつ動かない星が北極星です。古来より方角の指標であり、高さでその場所の北緯度を知ることのできる、夜の航海に欠かせない星です。

南の空

南の空
この星空が見える時間
3月初旬5時頃
3月中旬4時半頃
3月下旬4時頃

夜明け前の南の空では、木星・火星・土星が先月より更に明るく輝きます。木星や土星より太陽に近く、早い周期で太陽の周りを廻る火星は、星座に対する動きが大きく、ひと月も経てば星空の印象を変えます。先月は魚つり星(さそり座)の中の赤星(アンタレス)に接近しましたが、来月早々には土星に超接近します。一方、肉眼で見える惑星の中では最も太陽から遠く、星座に対してゆっくりと動く土星は、西洋でも東洋でも、土や大地のイメージが持たれていました。静かなる動・大地(土星)に石火の勢いで近づいていく火星の姿。今月のひとつの見どころです。

宵の西の空に惑星を探そう!

3月中旬になると、日没後間もない西の低い空に、明るい金星「宵の明星」が見えはじめます。そしてよくよく金星の近くを見ると、最も太陽の近くを廻る惑星・水星も微かに輝いています。 金星も水星も、地球の内側で太陽を廻る惑星なので、地球からは常に、太陽の近く、つまり夜明け前か日没直後の低い空にのみ姿を見せます。今月はそろって宵の空に見える両星ですが、光り輝いて存在感のある金星に対し、水星は水が流れるようにあっという間に移ろっていきます。金星をたよりに、ぜひ水星の姿も見つけてみて下さい。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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