本土最南端の
佐多岬から鹿児島グルメまで

大阪から鹿児島への「さんふらわあ きりしま」のフェリー旅は、朝9時に志布志港に入港して終わりを告げます。夜もぐっすりと睡眠がとれ快適でした。朝ごはんも船内でしっかり食べたので絶好調です。早朝から活動開始ができるのも、今回のフェリー旅のメリットの一つでした!

志布志港のターミナルで予約してあったレンタカーを借り、いよいよ鹿児島県大隅半島の旅へと出発です。以前にも鹿児島を訪れたことがありますが、その時は鹿児島市周辺と桜島だったので、初の本土最南端への旅にワクワクします。

鹿児島県大隅半島

本土最南端と言われる佐多岬を含む、鹿児島県の南東部に位置します。2本の角のように半島が突き出していますが、その東側が大隅半島です。志布志市から佐多岬へ、そして最後は大隅半島を戻ってくるルートをクルマで辿ります。

志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所

テレビやネットで何度も話題になっている志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所が最初の訪問地です。志布志港からクルマで5分ほどのところだったので、当初の予定にはなかったのですが突発的に訪れてみました。

しぶしししぶしちょうしぶしのしぶししやくしょしぶしししょ‥‥です!
この早口言葉のような地名が話題になっているからなのでしょう、地名の由来を示す看板も立てられています。志布志港からは近いので、もしフェリーで行くことがあればぜひとも訪問したい名所です。

住所:鹿児島県志布志市志布志町志布志2-1-1

道の駅 根占(ねじめ)

佐多岬へとクルマを走らせる道中、休憩場所として選んだのが「道の駅 根占」です。桜島が目の前に見える! と思ったら実は開聞岳だったのですが、そんな素敵な景観が見られる道の駅で、佐多岬の手前約30kmほどのところに位置します。

黄色いポストが印象的です! お土産を購入したり、食事をすることができます。

開聞岳の見える席でのランチタイムなんて最高ではありませんか?

「道の駅 根占」は本土最南端の道の駅で、レストランのメニューには「本土最南豚 かつ定食」「本土最南豚 カツカレー」といった文字も見えます。地元の魚の「ねじめ御膳」も美味しそうです。

本土最南豚「健康に育てやがって!」

目の前には砂浜が広がる大浜海岸海水浴場となっていますので、食後の散歩にも最適です。

>>道の駅 根占

住所:鹿児島県肝属郡南大隅町根占山本6868

本土最南端の「佐多岬」

いよいよ初めての本土最南端「佐多岬」です。志布志港からは途中休憩しながら2時間半〜3時間くらいといったところでしょうか。

岬の方にクルマを走らせていると、こんなモニュメントがあり「おお、ついに佐多岬か!?」と思いきや、これは北緯31度線でした。

佐多岬と周辺の島々の位置関係はこのようになっています。本土最南端というのは、本州、四国、九州など、離島と呼ばれる島々以外の中での最南端ということのようですね。それにしても、鹿児島県の目と鼻の先にこんなに島があるとは思っていませんでした。

さらに少しだけクルマを走らせると、ついに「佐多岬」の観光案内所のあるところまで到着しました。広い駐車場とともに観光公園となっています。

ここには霧島錦江湾国立公園の案内看板があります。さらに岬の方へ20〜30分くらい歩いて行くと佐多岬展望台があるのですが、現在は工事中となっていて立ち寄ることはできませんでした。

写真中央部には灯台があり、その右手で工事が行われているのが佐多岬展望台です。2018年3月末に完成予定とのことです。

記念撮影するスペースもありますよ! パチリ。

観光案内所では「本土最南端到達証明書」を300円で購入することができます。これは良い旅の記念になります。

ぼくも購入しました!

まだできたばかりの観光案内所でとてもキレイでした。お土産やコーヒー、ソフトクリームの販売などもしています。無料Wi-Fiや充電スペースまであるので、長旅をしている人にもありがたいですね。

まだインバウンドの観光客は少ないとのことでしたが、今後は増やしていく意向なのでしょうね。

>>佐多岬公園|観光スポット|鹿児島県観光サイト/本物。の旅かごしま

住所:鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠417

本土最南端の商店「大迫酒店」

佐多岬へ向かう途中にはいくつかの「本土最南端」があったのですが、佐多岬のすぐそばで見つけた看板が「本土最南端の商店」です。

それがこちらの「大迫酒店」です。普通の酒屋さんですが、ここが「本土最南端の商店」と思うと何やら感慨深くなります。しかも、大迫。サッカー好きとしては、鹿児島県出身のあの選手を思い出してしまうんですよね。

「味の大砲」でランチタイム

時間は14時近く。少し予定より遅くなってしまったのですが、佐多岬からの帰り道にある「味の大砲」でランチタイムとしました。

失礼ながら町の定食屋さんのような雰囲気を想像していたのですが、清潔感のある割烹料理のお店でした(スミマセン!)。ランチタイムの閉店時間にギリギリになってしまったのですが、我々より後のお客さんも飛び込んできたり、かなり地元でも人気のお店のようです。
聞いたところだと観光バス一台分くらいのお客さんも収容できるそうで、観光客も増えているのだとか。もちろんバイクで一人旅といったお客さんもいるそうです。地元の新鮮な食材の食べられるお店としてオススメです。

通して頂いたのは開聞岳がよく見える和室です。目の前は海、そして開聞岳。絶景です。ちなみに近くに大砲の史跡があるため、お店の名前も「味の大砲」のようです。

ぼくが食べたのはお刺身と天ぷらの竹定食、1,450円です。刺身、天ぷら、酢の物、小鉢など。

お刺身もこのボリューム。地の魚が美味しく、これはお得です!

こちらは鹿児島の豚肉を使ったとんかつ定食です。クリスピーな衣に、ジューシーな脂が美味でした。

とんかつ定食は950円、これまたお値打ちだと思います。

>>味の大砲 | 南大隅町商工会

住所:鹿児島県肝属郡南大隅町根占辺田614

雄川の滝上流展望所

続いて向かったのが「雄川の滝」です。滝の下から30分ほど歩いて滝壺から見上げるか、滝のすぐ近くにある上流展望所から見下ろすか‥‥迷ったのですが、時間も押していたので「雄川の滝上流展望所」に向かうことに。

階段を降りると滝壺があります。

まだ夏の日差しでしたが、滝のすぐそばは涼しい〜!

普段はエメラルドグリーンの滝壺が見られるそうですが、この日は残念ながらダム放流中につき濁っていました。「放流中につき避難してください」というアナウンスが聞こえていました。

雄川の滝は落差46m、幅60mの滝です。1920年に水力発電所が建設された場所でもありました。

>>雄川の滝|観光スポット|鹿児島県観光サイト/本物。の旅かごしま

住所:鹿児島県南大隅町根占川北12222

横瀬古墳

次の目的地へクルマを走らせていると、古墳を発見!

国指定史跡の「横瀬古墳」です。全長129メートル、高さ15.4メートルの鹿児島県内では一番高く、2番目に大きい古墳です。 明治時代に盗掘された際には、直刀鎧勾玉類が出土したと言われているそうです。古墳時代中期5世紀半ばに築かれたと言われています。

久しぶりに見た前方後円墳に興奮です! コフンにコーフン!

>>横瀬古墳(前方後円墳)|観光スポット|鹿児島県観光サイト/本物。の旅かごしま

住所:鹿児島県曽於郡大崎町横瀬1427

焼酎の酒蔵見学「新平酒造」

旅の最後は、鹿児島の旅らしく焼酎蔵の見学です。訪れたのは「新平酒造」です。明治37年に創業。創業者の初代は「金計佐(きんげさ)」という焼酎のブランドとしてその名を残しています。

ヨーロッパから取り寄せたレンガを使って作られた蔵は、日本ではないような雰囲気を醸し出しています。

「新平酒造」は自社農園でサツマイモを作るこだわりを持っており、特に芋焼酎は昔ながらの手作りをしており大変貴重なものとなっています。地元で消費されるくらいの生産量ですので、蔵見学ついでに試飲しにいく価値は十二分にあります。

「新平酒造」では、いちばん大きな「参の蔵」は完全に自動化された工場となっており、1日にタンクローリー6台分の焼酎を仕込むそうです。それでは「新平酒造」の従業員は何人だと思われますか? これが7人だと聞き、この見学で最も驚きました。

「参の蔵」の工場見学では様々な装置が自動化され、かなり近代的にも見えたのですが、そこまでできてしまうものなのですね。作り手だけでなく、事務職員や営業スタッフも含めて7人なのだそうですよ! 驚異!

最後は試飲もさせて頂けますので、ドライバーの方以外はお楽しみに‥‥直前に見学した工場で醸された焼酎。新☆鮮です!

こちらの蔵は予約なしでも見学させて頂けるそうなのですが、電話を一本入れてから伺うと良いかと思います。今回は時間も遅くなってしまいましたが、快く対応して頂き、ありがとうございました!

>>新平酒造株式会社

住所:鹿児島県曽於郡大崎町横瀬2366

盛りだくさんな時間を過ごせるフェリー旅

一緒に旅をしたダイゴ画伯が「さんふらわあ きりしま」のイラストを仕上げておりました、そんな旅の終わりです。これは志布志港で下船した時の様子ですね。今朝のことですが、随分と前のように感じました。濃い一日でしたね。

早朝にフェリーで鹿児島に到着すると、こんなに盛りだくさんな一日を過ごすことができます。観光して、食べて、写真を撮って、飲んで! フェリーだから、もう一日くらい予定が取れるならば、自分のクルマで行くというのも良いですね〜。

フェリー旅に興味を持った人は「フェリーさんふらわあ」もチェックです!

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コグレさん

ブロガー

旅、グルメ、酒場、Mac、iPhone、浦和レッズなど、自分が気になるモノとコトをひと回り拡張して提供するブログ「ネタフル」更新中。アルファブロガー2004、2006選出。第5回Webクリエーション・アウォードWeb人ユニット賞受賞。著書多数。好物は上シロとハラミとハイボール。カナダアルバータ州観光公社のソーシャルメディア観光大使。カルガリー名誉市民。ScanSnapアンバサダー。