さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

※当イベントは開催日限定イベントです。イベント日程はこちらでご確認ください。

2019年
  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月
2020年
  • しぶんぎ座流星群
  • みずがめ座η流星群
  • ペルセウス座流星群
  • オリオン座流星群
  • ふたご座流星群

星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

    詳細はこちら

  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

    詳細はこちら

  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

    詳細はこちら

  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

    詳細はこちら

  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

    詳細はこちら

2019年6月の夜空

東の空

東の空
この星空が見える時間
6月初旬22時半頃
6月中旬21時半頃
6月下旬20時半頃

夏至を迎える6月は、日の出が5時前、日の入りが19時過ぎと、一年で最も夜の短い時期です。それでも20時少し前になると、明るい星が空に見えはじめます。今月の夜空で最も明るいのは、木星です。今月、地球を挟んで太陽とちょうど反対側に位置する木星は、1年で最も近い距離にあり、最も明るくなり、そして一晩中夜空で輝きます。地球から見た木星は、去年は魚つり星(さそり座)の西側で輝いていましたが、太陽を廻る惑星たちは内側ほど速く廻るので、木星は今年、ぐっと土星に近づきました。来年は更に近づき、2020年末にはほぼ重なるように並びます。これは地球にいる私たちが、内側の軌道で木星を追い抜きつつ、その木星が土星に追いつく姿を見ているのですが、夜空で惑星が近づいたり遠ざかったりする姿から、そんな惑星の位置や運動に気づいた先人の観察眼は、本当にすごいと思います。
魚つり星とは、さそり座を釣り針に見立てた日本の呼び名ですが、今月は、まさに夜空から海へ釣り針が入らんとする姿に見えます。その中でひときわ輝く1等星アンタレスは、西洋ではサソリの目とも心臓とも言われていますが、和名のとおりとても赤い星です。その赤さは、今月の夕空に少しの間だけ見える火星と似ていると言われます。さて、実際はどうでしょうか? 少し遅い時間になると、東の空には梅雨入りに先立って、七夕の星々が見えはじめます。現在では"たなばた"を"七夕"と書きますが、たなばたは元々"棚機"の読みで、織機のことです。織姫は棚機津女(たなばたつめ)ともよばれていたので、古くはおりひめ星を"たなばた"とも呼んでいました。おりひめ星の後、ひこ星の前に昇ってくる明るい星・あとたなばた(デネブ)は、ちょうど天の川の中で輝いている星です。あとたなばたの辺りから、おりひめ星とひこ星の間を通る天の川は、今年はちょうど、木星と土星の間に流れ込みます。早い時間帯は低くて分かりにくいですが、深夜、月明かりがなければ、その淡い流れが頭上から南の水平線に注ぎます。

西の空

西の空
この星空が見える時間
6月初旬22時頃
6月中旬21時頃
6月下旬20時頃

瀬戸内の畑で麦が黄金色になり、刈り入れを迎えるこの時期、日が暮れると頭上で明るいオレンジ色の星が輝きます。麦星です。木星の明るさにはかないませんが、麦星は日本から見える星座をつくる星(恒星)としては2番目に明るく、毎年春から秋口まで、夜空でとても存在感があります。麦星から北側に目を移すと、高い空に馴染みのある北斗七星の姿が見つかります。北斗の柄杓(ひしゃく)の柄のカーブは、そのまま延ばしていくと麦星、そしておとめ座の1等星・真珠星へと繋がります。真珠星は名前のように白い星で、オレンジ色の麦星と一緒に眺めると、それぞれの美しさがより引き立ちます。この春の大曲線をさらに延ばしていくと、街中では見つけにくい、少し暗めの星でできるよつ星も見つかるでしょう。よつ星には、これを船の帆と見立てたほかけ星という和名も伝わっています。北斗七星からは、真北の指針となる北極星を見つけることができますが、今月は「?」を反転したような形の獅子の大鎌を西の方角の目印としてもよいでしょう。西洋では獅子の頭と見立てられていた獅子の大鎌は、日本では糸車に見立てられ、いとかけ星という名も伝わりますが、海へ飛び込もうかという獅子の姿の方が、今では想像しやすいかもしれません。梅雨が明ける頃には見えなくなっている星座です。ぜひ、今シーズン最後の雄姿を見つけてみて下さい。

火星と水星 大接近!

夜空で、星座をつくる星とは違う独自の動きをする惑星ですが、今月は日没後間もない西の低い空に、火星と水星が日ごとに位置を変えて見えます。水星は、日ごとに水平線から徐々に高くなり、中旬から下旬にかけて10°(拳ひとつ分)ほどの高さに見えます。
一方、火星は日に日に低くなっていき、18日には水星と大接近して並び、すれ違います。そして月末には再び火星と水星は並び、ふたご座のふたつ星も共に横並びになり、一緒に沈んでいきます。暮れきらない宵の口の西空に、ほんの一時だけ見える星空です。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

PAGE TOP