さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

※当イベントは開催日限定イベントです。イベント日程はこちらでご確認ください。

2019年
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2020年
  • しぶんぎ座流星群
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  • ふたご座流星群

星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2019年8月の夜空

天頂の空

天頂の空
この星空が見える時間
8月初旬22時頃
8月中旬21時頃
8月下旬20時頃

まだまだ日暮れの遅い8月ですが、太陽が沈んで空が少しずつ暗くなってくると、まだ夕焼けの残る南の空に、木星が1番星として輝きだします。木星が見えてきたら、次は東の高い空に3個の星が徐々に現れてきて、空に大きな三角形ができます。一番高いところで明るく輝く星がおりひめ星、南寄りの低い空で輝く星がひこ星です。十分に暗くなったころには、この三角形は頭上まで昇り、三角形の三つ目の星から、十文字に星が並んでいるのが見えてきます。七夕の星、おりひめ星・ひこ星の間には天の川が流れていることはよく知られていますが、その流れはまさしく、この十文字星の縦のラインと重なります。街中ではすっかり見えなくなってしまった天の川ですが、街から離れた海上なら、月明かりがなければ、ふわっとした薄い雲のように天の川が見えます。この三角形と十文字の星の並びをたよりに探してみましょう。七夕の祭が始まった頃の暦に照らすと、今年の七夕は8月7日になります。まさに今月の夜空が、いにしえの人々が眺めていた七夕の頃の空なのです。

南の空

南の空
この星空が見える時間
8月初旬21時半頃
8月中旬20時半頃
8月下旬19時半頃

十分に暗くなると、木星の近くには赤い1等星・赤星と、土星も輝いて見えます。頭上から流れる天の川は、南の空の土星と木星の間にそそぎ、柄杓の形をした南斗六星と、釣り針のように見える魚つり星の間で最も濃くなります。天の川は、ぼんやりと、薄い雲のように見えますが、その正体はガスではなく、遥か彼方で輝く無数の星々の光の集まりです。地球の周りには、見渡す宇宙の中で天の川の方向だけ、たくさんの星があるのです。もし双眼鏡をお持ちなら、双眼鏡で天の川を見てみましょう。肉眼では見えない小さな星がたくさん見えます。大きな望遠鏡ならもっとたくさんの星が見えます。私たちの眼は、ひとつひとつの形は見えていないのに、たくさんの星から来る光を、合わせて感じることができるのです。不思議です。
ほかの生きものには、どんな風にこの夜空が見えているのでしょうか?そんなことも知りたくなります。

北の空

北の空
この星空が見える時間
8月初旬22時頃
8月中旬21時頃
8月下旬20時頃

北斗七星は、今では多くの人に親しまれている星座名ですが、古代中国で南斗六星と対でつくられ、日本には1,400年ほど前に伝わったと言われます。しかし日本のほとんどの地域では、昔は人々にはななつ星という名前で親しまれていたようです。大きく形のわかりやすい北斗七星は、夜空で最も見つけやすい星座のひとつでしょう。北斗七星をたよりにすると、夜空でただひとつの、北の空で動かない北極星が簡単に見つけられることも、昔から知られてきました。北極星は真北を教えてくれる方角の目印の星で、昔は夜の航海には欠かせない星でした。しかし春先からよく見えていた北斗七星は、来月からしばらく低く見えにくくなり、冬の間は夜が更けてから明け方に見える星座となります。その期間は北極星を挟んで反対側に見えるカシオペヤ座が北極星を見つけるたよりとなります。日本では船の碇に見立てていかり星、M字に見えるときはやまがた星などとよばれいましたが、こちらも形がわかりやすく、古くから親しまれた星座です。北斗七星の7個に対して、こちらは5個の星でできることから、北斗七星は七曜、いかり星は五曜とよばれることもありました。
7月から8月は、いかり星が最も碇らしくW字形に見える季節です。日没から21時過ぎまでどちらもよく見えるので、北極星の探し方を両方で憶えてしまうよい機会でしょう。もちろん、今でも北極星は真北を教えてくれる特別な星なので、憶えておいて損はありません。南北に旅をすれば、北極星は高さが変わるので、その変化を楽しむのも一興です。
春から初夏に頭上で輝いていた麦星は、西の空にずいぶんと傾きました。沈みゆくオレンジ色の春のなごり星が、夕陽のように赤っぽく見える姿も見どころです。

明けの空に輝く水星と冬の星々

8月半ばの1週間、早朝5時前の東の空に、水星が現れます。惑星の中で最も太陽に近いところを廻る水星は、1年に30日ほどしか夜空に見ることができません。しかも水平線から10°(拳ひとつ分)前後の高さまでしか昇らないため、低い空の見える場所でなければ見られません。低い空が見渡せる船上は、よい観察スポットです。
滅多に見られない水星を、ぜひ見てみてください。まだまだ暑い真夏ですが、明け方の空には真冬の星々が昇り、輝いています。
夜明けの風に吹かれながら、涼しい時間を味わってみましょう。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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