商船三井さんふらわあ 関西↔九州航路

運航状況

株式会社フェリーさんふらわあは、商船三井フェリー株式会社(首都圏~北海道航路)と合併し、2023年10月1日より、株式会社商船三井さんふらわあとして発足いたしました。

モニター当選者様 乗船レポート(2013年7月 福岡県 M様)

乗船体験レポート 2013年7月 福岡県 M様

7月7日は大分港~神戸港までのさんふらわあ「ゴールド」に7月8日は大阪カモメ港~鹿児島志布志港のさんふらわあ「きりしま」に乗船させていただきありがとうございました。楽しい旅行になりました。

私は昨年3月より当時4歳の息子と共にフェリーデビューをし2ケ月に一度程乗船しています。乗る機会の無かったフェリーがこんなに旅情あふれる乗り物だと思わずもっと早く知りたかったと思いました。住まいは北九州ですがさんふらわあの太陽のマークが息子共々大好きでよく乗っています。今回のモニターに当選しどんな旅にしようか思案を重ねましたがメインは舟に乗ることですのであとは時間つぶしのようになってしまいました。

7月7日は北九州から電車で大分駅に到着しました。大分港は下船は2度あったのですが乗船は一度もなく大分港までのアクセスに不安を感じておりました。案の定、大分駅からのバスがわからず散々歩いてしまいました。息子は「誰かに聞いて、疲れた~。」と言ってごね始めましたがバスの運転手さんに聞きながら無事到着しました。「ゴールド」は2回目の乗船でした。スタンダードの4人部屋は2人で使うには広すぎるくらいでした。乗ってすぐに「お風呂入ろ~。」ということになりゆっくりお風呂に入りました。そのあとは夕飯をレストランにて食べました。息子はおでん好きなのですが好きな種が一部無く従業員の方に聞くとすぐに持ってきて下さり息子の機嫌を損ねることもなかったです。ありがとうございます。チョコファンテンも嬉しそうに食べていました。その後はもう一度お風呂に入ったり興奮冷めやらぬまま知らない間に寝てしまいました。翌日は早朝に神戸港に到着するので朝食は下船後ファミリーレストランで食べました。

朝食後は神戸グリコピアでグリコ工場見学に行きました。4回目になるのですが工場内は様々な機械と工程が見れていつも新たな発見があります。何度行っても楽しいです。その後は大阪のインスタントラーメン発明記念館にて「マイカップヌードル」体験をしました。昨年も行った所でしたが昨年は夏休み中で混雑の為体験が出来ませんでした。今回は平日でしたのでスムーズに体験が出来、昼食も地域限定のカップラーメン(いも煮うどん)を食べました。空腹も満たされ時間もあり行く予定になかったHEP FIVEの観覧車に乗り大阪駅周辺のビル群を見たりJRや阪急電車の動いている様子を眺めては興奮を抑えきれない感じになりました。そしてその後は「コスモタワー」に上りました。コスモフェリーに停泊しているさんふわらあ「こばると」や今晩乗船する「きりしま」を見ると早く乗船したくなりました。しかしカモメ埠頭は結構遠いですね(笑)息子は移動のバスでいびきをかくほど寝入ってしまいました。「きりしま」のファースト4人部屋も2人で使うには広すぎましたが贅沢気分を満喫できました。汗もたくさんでしたので入浴を先に行いました。「きりしま」の浴室は広いし窓も大きくて息子は「一番好き」と喜んでいました。夕食をレストランでいただき、またお風呂に入りましたが息子は疲れたのか程なく寝てしまいました。

翌日はレストランにて朝食を食べました。スクランブルエッグや納豆やのりなど息子が好きな物ばかりでお腹を出し「食べ過ぎた。」と言って満足気でした。志布志港に到着、さんふらわあライナーに乗り鹿児島市内へ。天文館から路面電車に乗り桜島へ行くためフェリーに乗りました。桜島到着後日帰り温泉に入り周遊バスにて展望台などの名所を見物しました。暑い日でしたが梅雨明けの好天で雄大な桜島は人生の中でも印象に残りました。バス車内では外国人の方が多くおりましたが息子を見ると笑顔で握手しかわいがって下さいました。その後市内に戻り鹿児島中央駅で「しろくま」を食べお土産の焼酎やさつまあげを購入し新幹線で北九州に戻りました。

自宅戻り息子は母親や祖父母に旅行の話をたくさんしてましたが寝る前になると「たのしかった…。」と落ち込み泣いてしまいます。全部楽しいと言ってくれますがやはり「船が楽しい!」と言います。フェリーだけでなく電車やバス等乗り物全般が好きですがフェリーが一番楽しいと言います。他の乗り物は自由に動けないから長時間は飽きるようですがフェリーは自由に動けて、お風呂やご飯など楽しいことがたくさんあり本当に好きなようです。

自家用車での移動も時々しますが他の方と触れ合う機会がある公共交通機関は子どもも教育の点からも素晴らしい体験のように思います。また乗船している他の方の優しさは旅情そのものです。私が小さなころ寝台急行に乗った時のようにドキドキしているのが今の息子だろうと想像できます。一番最初にフェリーに乗船した時は抱っこすることが多くて私自身も疲れていましたが今は自分でリュックも背負い逞しくなりました。旅することにより息子は成長し旅したことが永遠と記憶に残っていくことでしょう。

今回、このような機会を与えて下さり本当に感謝しております。また息子とフェリーの旅を続けますし来年は娘が4歳になりますのでフェリーデビューさせたいと思っています。ありがとうございました。


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