商船三井さんふらわあ 関西↔九州航路

運航状況

株式会社フェリーさんふらわあは、商船三井フェリー株式会社(首都圏~北海道航路)と合併し、2023年10月1日より、株式会社商船三井さんふらわあとして発足いたしました。

モニター当選者様 乗船レポート(2018年11月 鹿児島県 I様)

乗船体験レポート 2018年11月 鹿児島県 I様

行程
11月23日(金)  
 18時頃 志布志港出発(フェリーさんふらわあ新造船「さんふらわあきりしま」)
11月24日(土)  
 10時頃 大阪南港 到着 (自家用車で移動)
 10時30分頃
 ~13時
大阪 海遊館入館 観光
 13時
 ~14時頃
天保山マーケットプレイス内なにわ食いしんぼ横丁で食事(猫は自家用車内で休み)
 14時
 ~16時過ぎ頃
海遊館周辺散策(ストリートパフォーマンス、ショッピング、一休みスウィーツ)
 16時30分頃 大阪南港 到着
 18時頃 大阪南港出発(フェリーさんふらわあ新造船「きりしま」)
11月25日(日)  
 9時40分頃 志布志港到着

新造船「さんふらわあさつま・きりしま」の感想

ウィズペットルームの利用者は 部屋に行きやすい駐車場にとめられるのが助かりました。自分たちの荷物よりもペットの荷物がとても多く、エレベーターで動く際には他の方に迷惑をかけるのでないかと考えていたからです。ただ、皆さん荷物が多いのでエレベーターにあまり乗れず待ち時間が長くなりました。
大型犬は自分で歩きますので、犬が苦手な方とは乗れませんし、猫はたまにうなるタイプもいるので一般の方とのエレベーターは利用しにくい気がします。動物好きとしては待ち時間に他の犬を見たりすることはとても楽しいひと時でした。

廊下からウィズペットルーム一画へは、部屋のキーがなければ自動ドアの開閉ができないようになっていて、とても安心でした。
ただ、多分犬はあまりないかもしれませんが、猫は少しの隙間があれば部屋からするりと出てしまうときがありますので、ウィズペットルーム側からの出口の自動ドアは猫で反応して開閉されないのかが気になりました。

ウィズペットルームの部屋の中で、部屋部分とタタキになる部分のあたりに、折りたたみの腰位までの仕切りが常備されていたらすぐには飛び出せないのでもしあれば安心だなと思いました。
ウィズペットルームなので、匂いに関しては少し覚悟していましたが、部屋にペット臭は全くなく、空気清浄機もありましたので通常のお部屋と変わりなく過ごせました。
通常、猫は匂いを気にしますが、我が家の猫も部屋中を探検していろいろなところを嗅いで、結果気になるところもなかったようでその後は安心して過ごしました。
部屋はシンプルですが、窓があり開放的で明るく船からの海や水平線、夜空などをゆっくり見ることができました。

ベッドの下も空けてあり、ここに猫が入り込んでも見えるので部屋を自由にさせることができました。
落ち着かなかった時のために折りたたみケージを持参しましたが、部屋がすっきり広々としているので折りたたみケージを部屋の中に広げることができました。
ただ、洗面室の扉がこちら側に開くので、気になった猫がそこにいて出る時に、ゴツンと打ちました。

猫を一匹で部屋に残すことも不安、初めての船旅で何かあっては不安と思い、他の家族は残り私だけがレストランを利用しました。
レストランの料理の品数の多さに驚き、美味しさにも驚きました。一般のホテルのビッフェの様な美味しさを船の中でゆっくりと食べられて満足しました。
家族は持ち込みの食べ物と売店、自動販売機を利用しました、売店はお土産の種類も多く、他の食べ物、パン、おつまみ、飲み物もあり助かりました。特にお土産は足りなかった分を帰る前に購入できるので助かりました。

今回のフェリーさんふらわあの船旅の中で印象的だったのは、プロジェクションマッピング、べリーダンスがあるほか、朝はベリーダンス健康体操、生演奏もあり、フェリーで移動するだけの手段ではなく、フェリーで移動することを楽しむ旅へと変わってきていることでした。
新造船フェリーさんふらわきりしまに乗船しましたが、ただ移動するだけではもったいない豪華なフェリーでした。
フェリー内を散策したり、デッキで海を眺め、猫と共に旅をするこんな夢のような旅ができるようになるとは想像もしていませんでした、まさに一泊のプチクルーズです。
移動だけではもったいない、素敵なプチクルーズをこのフェリーさんふらわあなら叶えられました。
今回はモニターに選んでいただきありがとうございました。
また、家族と福で利用します。


旅行の感想

「ペットと旅をする」
これはペットと暮らしている人にとっては、夢のようなことではないだろうか。
最近は、ペット同伴可の店舗や場所も増えてペットとお出かけの敷居は低くなってきています、しかしペットと旅をするとなると、その敷居は急に高くなり、壁となる気がします。
まず、我が家の考え方で行くと飛行機は、ペットは貨物扱いとなり大事な家族である猫を貨物として離れ離れに預けることになり、私達は心配で旅行に行く気分ではなくなります。
次に電車ですが、周りの方に迷惑をかけるのではないだろうか、猫が怖がるのではないだろうかとまた心配して旅行に行く時からすでに疲れているだろうと思います。
自家用車での移動は、その点車内では猫は自由に過ごすことができて、私達の目も行き届き、何かあれば対処できて、移動する手段としては安心できます、しかし、遠くへ行けば行くほど時間がかかり私達の体力が必要となり、場所に限界が出てきます。

この悩みは、解決方法がないのではないかと思っていましたが、救世主が現れました、それが新造船「フェリーさんふらわあ ウィズペットルームプラン」です。
その情報を見たときに、私達家族に光が差したように感じました。
私の家の愛猫「福」は、猫にしては珍しく留守番嫌いのお出かけ大好き猫で、どこへでも行きたがります。
猫自ら、キャリーケースに入り待っています、この福とならきっと猫と旅に行けるかもしれないと考えていた時に知った「新造船フェリーさんふらわあ ウィズペットルームモニターツアー募集」でした。

誰にも迷惑をかけずに自家用車での移動と遠くへ行く私達の体力を助け、時間の節約をしてくれるフェリー旅でフェリー内ウィズペットルームでは一緒の部屋で猫も自由に過ごせて、私達はゆっくりできる至れり尽くせりの旅です。
長時間の運転で目的地に着くと現地では既に疲れていますが、しっかりと睡眠を取れるので安心ですし乗りなれた自家用車でいけることも猫にとっては更に安心だと思いました。
一週間ハードなスケジュールの家族、フェリー旅ではゆっくりと食事をして、家族で会話をして、猫ともふれあえる、そして目的地まで寝ていたら着いてしまう、しかも愛猫福と一緒にいける、なんて幸せなことなのだろう。
考えるだけで私達家族のわくわく感はとまりませんでした。

新造船の機関故障により滞在時間が少し減りましたが、私達はとても満足の旅でした。
まず、ウィズペットルームの乗客は、駐車場でも近く止められるのでペットを連れていても移動が楽で、周りもペットを連れているので、お互いに譲り合いとなりました。
部屋は、とてもシンプルですが、ペットの危ないものがなくペットの匂いも気になりませんでした。
匂いに敏感な福は、初めあらゆるところを嗅いでいましたが、そのうち慣れていつものようにまったりとし、遊び、食べるという日常を過ごしました。
フェリーの窓から家族と福もともに見た、海、水平線、月、星、波、そして朝日は感動の美しさできっと忘れません。
フェリーの部屋でもいつもと変わりなく寝て、遊んで、食べてと不安に思っていたことは杞憂に終わるほどウィズペットルームは快適でした。

下船してからはあまり時間がありませんので、近くの海遊館へ、こちらは全国でも珍しくペット入場可能な水族館です、もちろんそのままではいけませんが、カートやケース、バッグに入れて入場できます。係員に確認してから入場しましたが、とても好意的に入場させていただきました。福は初めて見る魚やペンギン、ジンベイザメに興味津々でバッグからぐいぐいと顔を伸ばして見ていました。

怯えることもなくバッグの中で一緒に館内を回り、自家用車に戻りました。このように自家用車に気軽に戻れることもペットを連れての旅にはとても重要です。ペット可の店舗がなく、自家用車もなければ食事ができない、猫も休まる時間がないとなります。食事からの後は猫は車内に残し、家族だけで過ごしましたが、睡眠をしっかり取り移動をしているのでとても体が快適に過ごせました。
行きと帰りのフェリーは部屋が違うので心配しましたが、行きのフェリーよりも早く部屋になれいつもの通りにすごす福がいました、とても丁寧に清掃作業もされているのでしょう、場所になじむことがない猫がとても快適に過ごすことができるということにとても感心しました。ウィズペットルームはとても考えられていて良くできているペットのための部屋でした。

これからもいろんなところへ私達は出かけ、旅をします。ですが、今回のフェリーさんふらわあの旅、福との旅はここから始まりました。これからもフェリーさんふらわあを利用して、もっと遠くへ、どこまでも行けそうな気がしています。


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