商船三井さんふらわあ 関西↔九州航路

運航状況

株式会社フェリーさんふらわあは、商船三井フェリー株式会社(首都圏~北海道航路)と合併し、2023年10月1日より、株式会社商船三井さんふらわあとして発足いたしました。

モニター当選者様 乗船レポート(2018年12月 岡山県 H様)

乗船体験レポート 2018年12月 岡山県 H様

行程
12月26日(水) 大阪南港 出発
(フェリーさんふらわあ新造船「さんふらわあさつま」)
12月27日(木) 鹿児島志布志港 到着
「さんふらわあライナー」で鹿児島中央駅へ→『山形屋』で昼食→『イルカゲストハウス』にチェックイン→『黎明館』『西郷南洲記念館』『仙巌園(スターバックスでお茶)』『集成館』観光、磯地区『平田屋』の「ぢゃんぼ餅」でおやつ→『黒かつ亭本店』で夕食→『かごっま温泉』で入浴→イルカゲストハウス1階の居酒屋へ
12月28日(金) 「桜島フェリー」で桜島へ、『やぶ金』の天ぷらうどんで朝食→『海軍基地跡』、『溶岩なぎさ遊歩道』→フェリーで鹿児島港に戻り、『いおワールド鹿児島水族園』で「イルカの水路展示」見学→『そうざいの店 おけい』のオム弁当で昼食→「よりみちクルーズ」で錦江湾をクルーズ→「さんふらわあライナー」で志布志港へ→
志布志港 出発
(フェリーさんふらわあ新造船「さんふらわあきりしま」)
12月29日(土) 大阪南港 到着
奈良県櫻井市の『大神神社』へ→自宅(岡山県)到着

Ⅰ ワクワク! さんふらわあ さつま 鹿児島へ <12/26(水)>

「青春18切符」を手にして昼過ぎの電車で大阪へ向かいました。
「さんふらわあ」自体が初めてで、ワクワクしながら港につくと、白に鮮やかな太陽の「さんふらわあ さつま」が!船内もとても洗練されていて、一晩の航海に期待が膨らみました。船室は、スーペリア。また、設備も、レストラン、大浴場、wifi、プロジェクションマッピングなど充実していて、一晩だけで降りてしまうのがもったいないような感じでした。船内での一押しは、レストランの魚料理。カンパチの刺身、キビナゴ天ぷらは、とても新鮮で、おいしいかった~。


Ⅱ おいしい! グルメ満喫 おなかも心も満足 鹿児島市内観光 <12/27(木)>

朝、都井岬付近で、日の出。瀬戸内では、島影が絶対に視界に入るので、水平線から昇る日の出に、感動です!
さんふらわあを下船して、バスに乗り、まず向かったところは鹿児島中央駅。目的は、ここの総合案内所での「キュート2日間(1800円)」購入です。バス、電車、フェリーの市営交通が2日間乗り降り自由でこの値段とは、安いなぁ、すばらしいです。

準備が整ったところで、観光開始です。電車を「朝日通り」で降り、昼食です。向かった先は、デパートの「山形屋」。エレベーターから桜島の眺めを楽しみつつ、到着です。もちろん「焼きそば(700円)」を食べました。具だくさんな餡に黒酢をかけ、ボリュームがあるのにさっぱりとした味を楽しみました。
ここからは、「キュート」をフルに活用しての鹿児島市内観光。その前に、易居町の「イルカゲストハウス」にチェックインして、地元情報を女将さんに聞いてみました。<イルカゲストハウス シングル3000円>
女将さんから次のお薦め<①仙厳園のスタバ(重要文化財・元島津家串木野金山事業所を移築したもの)②磯地区のぢゃんぼ餅(両棒餅)中でもおすすめの平田屋>を聞き、出発しました。

午後からの観光は、黎明館、西郷南州記念館、仙厳園、集成館と近代日本の歴史に関するところをカゴシマシティビューで回りました。イルカゲストハウスの女将おすすめのスタバでお茶をしたり、平田屋でぢゃんぼ餅のおやつを食べたりもしました。「初ぢゃんぼ餅なんですよ。」と言うと、平田屋の女将さんから「県外からのお客さん大歓迎!」と言われて、うれしかったです。磯地区は、静かな砂浜で、じっくり桜島の眺めも楽しめました。

夕食には、「黒かつ亭本店」のロースとんかつ定食(1340円)を選び、お風呂はイルカゲストハウスとなりの「かごっま温泉」(390円)に入り、夜まで鹿児島を楽しみました。
イルカゲストハウスに戻ってみると、1階の「居酒屋」が開いていました。宿の女将さんが、ここでも女将をしていたので、明日のアドバイスをもらおうと入ってみました。前割(数日前に水で割り瓶に保存した焼酎:300円)と手羽刺し(300円)をいただきながら、桜島観光や水族館前の水路でのイルカなどの新しい情報を仕入れることもできました。


Ⅲ キュートが大活躍! フェリーとバスでの桜島観光 <12/28(金)>

この日は、女将さんのアドバイスをもとに、桜島を中心にすることにしました。
いきなり、8時のフェリーに乗り、船上の景色と「やぶ金」の天ぷらうどん(600円)での朝食を楽しみつつ桜島へ向かいました。

桜島では、まず海軍基地跡を見学し、特攻隊の基地があった事実を初めて知りました。その後、溶岩なぎさ遊歩道、足湯を楽しみました。海を眺めながら足湯、贅沢でした。その後、アイランドビューバスに乗車し、桜島のダイナミックな景観を楽しみました。溶岩のゴツゴツのした景色、噴煙の上がる桜島に感動しました。

バスを下車後、急いでフェリーに乗り場に行き、10時10分発で鹿児島港に戻りました。宿の女将おすすめの水族館前でのイルカのトレーニング(ショー?)を見るためです。
急いでフェリーターミナルを出ると、イルカたちがトレーナーさんたちの指示で、かわいらしい仕草やダイナックなジャンプを披露してくれていました。これをタダで見られるとは、すごいです、いおワールドかごしま水族館。
ターミナルの「そうざいの店 おけい」でオム弁当(400円)を買い、再びフェリーターミナルに向かいました。こんどは、「よりみちクルーズ」に乗り、また違う角度から桜島を見るためです。

よりみちクルーズでは、錦江湾の南の方へ寄り道しつつ桜島に向かい、観光ボランティアの方の解説もあり、桜島の魅力を存分に味わうことができました。

下船後は、西郷さん銅像にお別れのあいさつをし、さらに大久保さんにもあいさつをしさんふらわあライナーに乗り込みました。ちなみに、乗った電車は、カゴデン車両。さんふらわあ電車にも出会え、ちょっとうれしかったです。

さんふらわあきりしまの船中の人となり、一路夕暮れの志布志港をあとにしました。帰りの船中でも食事、プロジェクションマッピングやwifiでの映画などを楽しんでいるうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。
船が違うとインテリアだけでなくレストランメニューも違うことにも気が付きました。さすが、何度乗っても飽きない工夫に、またまた感心しました。


Ⅳ おまけもおいしい! 隠れた奈良観光 <12/29(土)>

大阪到着後、すぐに岡山へ帰らず、少し足を伸ばして、奈良県櫻井市の大神神社(おおみわじんじゃ)で歴史を感じ、近くの今西酒造でお酒も買うことができました。夜行便ならでは、効率のよさで、九州と関西を合わせた観光の相性のよさも実感しつつ、帰路につきました。


今回の旅のまとめ

  • 新造船は、設備だけでなく接客サービスも丁寧で、とても快適。降りるのが、惜しかった。
    非日常の旅情なら船だなと感じた。運行時間帯もよく、関西と九州をセットで観光できるのも魅力。岡山で、微力ながら宣伝します!
  • 鹿児島市内観光には、「キュート」が便利だった。鹿児島市内の情報が船中で、もう少しあれば、鹿児島市が初めての人には便利かな。

良い経験をさせていただきありがとうございました。微力ながら、船旅、さんふらわあの魅力を宣伝し、次回はしっかり運賃を支払って利用したいと思います!


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