商船三井さんふらわあ 関西↔九州航路

運航状況

株式会社フェリーさんふらわあは、商船三井フェリー株式会社(首都圏~北海道航路)と合併し、2023年10月1日より、株式会社商船三井さんふらわあとして発足いたしました。

お知らせ

2021年12月09日

『別府港 UD ターミナル提言書』の手交及び 別府港フェリーターミナルの今後の計画について

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『別府港 UD ターミナル提言書』の手交及び 別府港フェリーターミナルの今後の計画について
 
フェリーさんふらわあと公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団は、2021 年 1 月に別府港 UD ターミナル推進協議会(※1)を設置し、2022 年 10 月に完成予定の別府港フェリーターミナルのバリアフリー化について検討し、『別府港 UD ターミナル提言書』(※2)を 2021 年 7 月に策定しました。
 
本提言書は、計画の段階から障害当事者が参画することをコンセプトとし、大分県内の障害者団体からの意見を踏まえ、旅客船ターミナルにおける高齢者、障害者等の移動円滑化の具体的整備内容についてとりまとめたものです。
 
つきましては、株式会社フェリーさんふらわあと公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団において、本提言書の手交を執り行いましたので、お知らせいたします。
 
又、提言書と手交式の内容、そして今後の計画等については大分県に訪庁し報告いたしました。
 
 
【提言書手交式】
(左から 自立支援センター大分 後藤代表、交通エコモ財団 理事 吉田、フェリーさんふらわあ 社長 赤坂、別府・大分バリアフリーツアーセンター 若杉代表)
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【大分県庁 福祉保健部訪庁の様子】
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概要

2020 年パラリンピック東京大会(2021 年開催)を契機とした「心のバリアフリー」と「ユニバーサルデザインの街づくり」に取組む「共生社会ホストタウン」の拡大など地域における共生社会実現に向けた機運をパラリンピック後もレガシーとして継続するため、地域における先駆的なハード・ソフト両面のバリアフリー化を推進することが重要となっています。
 
本提言のとりまとめ及び別府港UDターミナルのバリアフリー施設整備は、日本財団の支援による「共生社会実現に向けた移動円滑化金(通称:バリアフリー基金)」を活用して、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が実施するものです。
 
 
※1 別府港 UD ターミナル推進協議会は、株式会社フェリーさんふらわあ、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の他、大分県内の障害者団体の NPO 法人自立支援センターおおいたの後藤秀和氏、別府・大分バリアフリーツアーセンターの若杉竜也氏を構成員とし、オブザーバーとして国土交通省九州運輸局交通政策部バリアフリー推進課(旧 消費者行政・情報課)、大分県保健福祉部障害者社会参加推進室、別府市市民福祉部障害福祉課の参加により構成(別紙参照)。2021 年 3 月、2021 年 4 月、2021 年 6 月の 3 回の協議会を開催した。なお、UD はユニバーサルデザインの意。
 
※2 『別府港 UD ターミナル提言書』は、5 章(1 章:本提言書の目的、2 章:別府港の概要、3 章:障害者ヒアリング、4 章:別府港 UD ターミナル実現に向けた提言、5 章:今後の取り組み)で構成。主な提言内容は、ユニバーサルデザインのエレベーター並びにバリアフリートイレの設置、さらに近年の多様な方の利用に配慮したカームダウン・クールダウンスペース、祈祷室、補助犬トイレの設置などのハード面に加え、人的サポートなどのソフト面の対応の必要性も言及し将来にわたり障害者参画による継続的なスパイラルアップの必要性を提言したもの。
 
※3 別府港フェリーターミナル計画概要(予定)
計画地  大分県別府市大字南石垣別府港第 3 埠頭
所在   別府市汐見町944-2
用途   旅客ターミナル、船舶の発着場
敷地面積 4871.204 ㎡
建築面積 898.11 ㎡
延べ面積 966.87 ㎡
 
別棟
ターミナル上屋 81.00 ㎡
ロータリー上屋 58.10 ㎡
構造   鉄骨造り 2 階建て
施工期間 2022 年 4 月~2022 年 10 月
事業主  株式会社フェリーさんふらわあ
施行会社 株式会社菅組
設計会社 東九州設計工務株式会社
 
ターミナル外観イメージ
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ターミナル内観イメージ
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