さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

※当イベントは開催日限定イベントです。イベント日程はこちらでご確認ください。

2019年
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2020年
  • しぶんぎ座流星群
  • みずがめ座η流星群
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  • オリオン座流星群
  • ふたご座流星群

星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2019年4月の夜空

東の空

東の空
この星空が見える時間
4月初旬22時頃
4月中旬21時頃
4月下旬20時頃

春がくると、東の夜空ではオレンジ色の麦星が明るく輝きはじめます。もう少し、麦の刈り入れ時期の6-7月になれば、日暮れとともに頭上で輝くことから、日本では麦星や麦刈り星とよばれたこの星は、西洋では熊の番人という意味のアークトゥルスとよばれます。熊とはもちろん、おおぐま座のことで、こちらは日本では北斗七星という名前でお馴染みです。熊の番人が熊を追うようすを思い描いていたのに、なぜ星座の名前がうしかい座なのかはちょっと謎なのですが、3,000年前のギリシャの詩にも登場する、とても古い星座です。古くから記録されているアークトゥルスは、中世にその位置が昔と比べて変化していることが発見されました。日本の歴史に照らすと、鎌倉時代と今では満月ひとつ分ほどその位置が違っています。数千年で星座の形が変わってしまうほどではないですが、夜空の星々も、永遠にそのままではないということです。麦星は、太陽に比べると少し大きく、表面温度の少し低い星ですが、元々は太陽と同じような大きさ、温度の星であったと考えられます。太陽より少し歳をとっていて、いま、星としての壮年期から老年期に入った姿をしているのです。麦星は、これから星としての死に向かってさらに大きくなり、赤く温度の低い星へと変化していきますが、太陽もやがて麦星のように変化していきます。麦星の姿は、常に私たちの太陽の少し先の未来を教えてくれているのです。麦星を中心として、北斗七星、真珠星、よつぼしへと延びる大きな曲線は、春の大曲線とよばれ、春の夜空の目印です。また北斗七星からは真北で動かず、方角の指針ととなる北極星を見つけることができます。1年ぶりに姿を見せはじめた春の星々を、東の空で楽しみましょう。

西の空

西の空
この星空が見える時間
4月初旬21時頃
4月中旬20時頃
4月下旬19時頃

4月になると、日暮れとともに現れる冬の星々は西に傾き、夜半には皆沈んでいきます。明るい1等星が7個も集まる豪華な星空ですが、いよいよ見納めとなってきました。今年は4月から6月末にかけて、この冬のダイヤモンド領域を火星が通過していきます。去年は大星(シリウス)よりはるかに明るかった火星は、地球との距離がだいぶ離れてしまい、2等星の銀ぼし(カストル)くらいの明るさになっていますが、それでもその赤い輝きは夜空のダイヤモンドにいつもと違う雰囲気を加えてくれます。人類の歴史のスパンでは形の変わらない星座に対し、日に日に動く火星を追いかけて行くのは、ちょっといつもとは違う楽しみでもあります。明るい星が多いこの領域だからこそ、その変化をよく味わえることでしょう。

南向きの頭上近くの空

南の空
この星空が見える時間
4月21時前後

南の高い空には、悠然と空でくつろぐ獅子の姿も見えます。獅子の大鎌とよばれる、「?」を反転した西洋の草刈り鎌に似た形を目印に探してみるとよいでしょう。西洋の星座は、意外に名前と結び付きづらい形をしていることが多いのですが、しし座は獅子が寝そべる姿をよく現しています。日本ではその部分を雨樋をかける金具に見立ててといかけ星とよんだり、糸車に見立てていとかけ星よぶ地域もありました。みなさんはどんな印象をもつか、ぜひ見上げてみて下さい。

五大惑星を見てみよう!

4月に入っても、夜明けの東の空には明けの明星・金星が輝いています。夜明けが早くなってきた分早起きしなければなりませんが、4月中旬は水星も近くに姿を現します。太陽に最も近い水星は水平線からほんの少ししか昇らないので、陸上では山並みや街並みでなかなか見えず、船上はよい観察ポイントといえます。南の空には木星と土星も、金星に次ぐ明るさで輝いていて、夜のうちに火星も見られたら、一晩で肉眼で見られる全ての惑星を見ることができます。早く目が覚めた方は、ぜひこの機会を活かしてみて下さい!

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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