さんふらわあの夜空

さんふらわあの夜空

海の上から見る星空は、普段陸から見ている星空と違って、街の明かりや山に邪魔されることがないのでとっても綺麗です。頭の上から水平線まで、360度どの方角も見渡すことができます。陸からでは広い砂漠や草原、高山の上からしか見られない、特別な星空を、さんふらわあからどうぞお楽しみください。流星群や天の川を見た記憶は、忘れられない想い出になります。

※当イベントは開催日限定イベントです。イベント日程はこちらでご確認ください。

2019年
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2020年
  • しぶんぎ座流星群
  • みずがめ座η流星群
  • ペルセウス座流星群
  • オリオン座流星群
  • ふたご座流星群

星空教室 講師紹介

  • 田島 由起子
    自然教育事務所 宙 代表。大学で宇宙や地球について学び、高校講師を経て…

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  • つちたに のりお
    ある時はコンピューターエンジニア、ある時はスキューバダイビングのイン…

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  • 船田 智史
    大学時代には天文同好会に所属。1987年9月の沖縄金環日食を観て以来、皆既…

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  • 藤原 正人
    小学生のころより星空に興味を持ち、惑星、流れ星、彗星、星雲、星団その他…

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  • 坂元 誠
    星空と宇宙の楽しさを人に伝えることを仕事にして20年、多くの人々を星…

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2019年11月の夜空

北東の空

北東の空
この星空が見える時間
11月初旬22時頃
11月中旬21時頃
11月下旬20時頃

今月11月は、昔の暦では十月、神無月。日本中の神様が出雲に集まるといわれる月で、二十四節気では立冬を迎えます。夜空も十分に暗くなるころには、東の低い空に冬の星がひとつふたつと昇りはじめ、夜半までに明るい冬の星々が勢ぞろいします。先頭を切って現れるのはカペラ。日本では「すまるのあいて星」とよばれていた1等星です。この「すまる」とは「すばる」のことで、名前は知っている方も多いでしょう。すばるはポワッと淡くほのかに輝く星の集まり、星団です。生まれて間もない若い星々で、周りにガスをまとっているのが特徴です。キラキラ輝く明るい星はもちろん美しいのですが、本当に暗い夜空では、はっきり見えないのに目に留まるすばるの姿は、なんとも気になる不思議な存在です。この薄い羽衣をまとった粒々の輝きは、昔の人々には、神話の神が身につけた石を統べた首飾り、御統之珠(みすまるのたま)を思い起こさせたようで、「すばる」はこの「統べる」から来ていると言われます。淡く輝くすばるは他にはない存在なので、漁師たちにとっては夜空の目印になりました。ただ、淡いだけに低い空や薄曇りの空では見えにくく、そのとき頼りになるのがほぼ同時に昇ってくる「すまるのあいて星」なのです。昔の人々は、ほんとうに夜空をよく見ていたと感心します。平安の随筆家・清少納言は、枕草子の中で「星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひぼし、すこしをかし。」と書き、すばるを星の中で一番に愛でています。今月は宵の西の空にひこぼし、日没直後の西の空にゆふづつ(宵の明星)が輝き、6,7日には深夜以降に頭上のすばるのあたりから流れ出るおうし座流星群のよばひぼし(流れ星)も見られるかもしれません。皆さんもどうぞ、昔の人々の心に思いを馳せながら、星空を眺めてみてください。

西の空

西の空
この星空が見える時間
11月初旬22時頃
11月中旬21時頃
11月下旬20時頃

真夏は頭上に輝いていた明るい1等星、おりひめ星・ひこ星、そしてあとたなばたから成る夏の大三角も、だいぶ西に傾き、夜半には沈んでしまう季節になってきました。ただ、十文字星がいかにも十文字に見えるのは西に沈む直前なので、11月はそれがよく見える季節と言えます。十文字の縦のラインはまさしく天の川の流れです。月のない夜は、十文字星とともに沈みゆく天の川をどうぞ見納めてください。一方頭上には、秋の夜空の目印・秋の四辺形が、ぽっかり浮かんでいます。天の川の流れる夏の大三角とは対照的に、秋の四辺形の中には、ほとんど星が見えません。夜空がぽっかり口を開けているように感じられます。西の夏の大三角と、東の空の冬の1等星たちに挟まれて、頭上から南にかけての秋の夜空の中心は、ちょっと寂しい星空です。そんな中でひとつ、ポツンと輝くみなみのひとつ星を見つけると、なぜか少しうれしくなります。この星は、太陽より少し大きく、だいぶ若い星ですが、星のまわりには塵の円盤が見つかっており、その中に惑星らしきものも発見されています。この星系では、これから太陽系のような進化が始まろうとしているのかもしれないと思うと、こんどは眺めるのが楽しくなってきます。さて、皆さんはいかがでしょうか。

宵の明星・金星と木星・土星が集合

先月まで高度が低くなかなか見えなかった宵の明星・金星が、11月になるとようやく見える高さになってきました。とはいえ水平線から10°の低さですが、夜空のどんな星よりもひときわ明るい星なので、日没後間もない夕焼け空に輝きだす美しい姿が見られます。空が徐々に暗くなってくると、金星に次ぐ明るさの木星、やがて土星も輝きだします。木星・土星は日に日に低くなっていきますが、金星は毎日変わらず10°の高さで輝きます。どんどんと二惑星と近くなっていくようすから、金星が太陽を廻る速さが感じられます。

デッキで星を見られるお客様へのお願い 星を見るには外に出ることになります。以下の注意事項をお守りいただき、星空を楽しんでいただきますようお願い申し上げます。

  • 暗い中屋外で行動することになりますので、事故などには十分注意してください。特にお子様は、保護者の方と一緒に行動するようにしましょう。
  • 明るい船内からデッキに出てすぐは、目が暗さに慣れていません。何分かデッキにいて目を慣らしてから、やっと星空や流星などの暗いものが見えるようになります。屋外に出て流星が見えないからといってすぐにあきらめてしまわずに、目が慣れるまでしばらく(15分ぐらい)待つことも必要です。
  • 船は時速40キロ以上で走っています。意外に風が強く、船首で発生した海水のしぶきがかかることもありますので、風下での観測をお勧めいたします。
  • 外部デッキの暴露部は波しぶきがかかったり、潮風で濡れていることが多く、大変滑りやすくなっていますのでスリッパやサンダル等すべり易い履物は着用しないで下さい。また、デッキは海面上20m以上あること、万が一夜間航海中に海中転落されますと発見が困難であることから、手すりに寄りかからないようお願い申し上げます。

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